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FUJI「TW-3」

今回はちょっとだけ毛色を変えて、
愛用カメラ「FUJI TW-3」のご紹介です。

中古カメラ屋で「珍品」と紹介されていて一目惚れ
1985年製で、「THE 昭和」の空気感が漂います。
専用ポーチ付き
専用ケース付き

60年代のハーフサイズカメラの流行からだいぶ遅れて登場したこの子。
いかにもな感じの風貌もさることながら、中身がなかなかの代物です。

望遠/広角が切り替えて撮れたり、
謎のビデオモードがあったり、もう一つ謎のボタンがあったり、
望遠は4メートル以上離れないといけないから中々使う機会が無いし、
絞りは8固定であまり明るく今っぽい写真は撮れず、
焦点を合わせるためのスライダーも使いにくい。
専用ポーチもいかにも昭和のおじさん感があって、
ポマードの匂いがしてきそう。
極め付けに、電池がはめ殺しになっていて、
交換するにははんだごてが必要らしい。

突っ込みどころは書き切れないほどあるのですが、
「広角も望遠も撮れて、テレビも逆光も撮れるようにしよう!」
「気軽にたくさんシャッターが押せるように、ハーフサイズにしよう!」
という、人のいい開発者の声が聞こえそうで、憎めません。

24枚撮りのフィルムで48枚撮れます
24枚撮りのフィルムで48枚撮れます

モルトが崩れかけていて感光したり、古いからかコマ被りしたり。
デジタルのカメラで慣れていると新鮮なことがたくさんあって、
現像が毎度楽しいです。

あまり外を出歩けないのでもどかしいですが、
なんでも無い毎日をあえて形に残すフィルムカメラ生活を楽しむのも悪く無いと思う、今日この頃です。